2019年5月1日、令和の時代が幕開けになりました。
時代が変わるので、神社にお参りに行かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
かくいう、私も、30日と2日(1日は仕事の為いけず)に氏神様にお参りに行きました。気分すっきり♪
お正月に初詣をされる方は多いかと思いますが、毎月月末に氏神様にお参りする晦日参りはあまり知らない方も多いのでは?というわけで、今日は晦日参りについて綴っていきたいと思います。
氏神様のパワーってすごいですよ!
晦日参りとは
毎月月末に、氏神様に1ヶ月無事に過ごせたことの感謝をお伝えするためのお参りです。
私達は勝手に生きていると思いがちですが、実はそうではなく生かされているので、無事に過ごせたことを感謝します。
寿命はいつ尽きるかわからないので生きていることはまさに奇跡!
そう思うと、感謝しかありませんね。
氏神様は地域の守り神
よく、初詣に有名な神社にお参りする人が多いですが、氏神様に最初にお参りするのが基本です。
氏神様は、地域をお守りする役割をお持ちです。
わかりやすく例えると、交番のお巡りさんのような感じです。
その地域に住む人々をお守りくださっているのですね。
なので、氏神様にお参りせずに、いきなり有名な神社にお参りしてしまうと、
氏神様のお立場がなくなってしまいます。
氏神様を大切にすることは、とても重要なことなのです。
氏神様を調べる方法
氏神様にお参りしたいけれど、自分の住んでいるところの氏神様がわからない。
そんなときは、まず、神社庁で調べることをおすすめします。
また、何カ所か神社がある場合は、直接神社に問い合わせてみるのが確実です。
私も、問い合わせて今の住所の氏神様を知ることが出来ました。
神社の参拝の仕方
① 鳥居前でご挨拶をする。
②手水舎で清める。
まず、右手に柄杓を持って、左手を洗う。
次に、左手に柄杓を持って、右手を洗う。
右手に柄杓を持ち替え、左手に水をためて、口をゆすぐ。
直接柄杓からは水を飲まないようにしましょう。
最後に柄杓を立てて、柄に水を流す。
ハンカチでは拭かず、テッシュで手を拭く。
③ お賽銭を入れる。
いくらでもかまいませんが、基本は300円と言われています。
静かにそっとお賽銭を入れます。
④ 鈴をならす。
鈴をならす意味は、参拝者を払い清め、心霊の発動を願うものと考えられています。
⑤ 二礼二拍手一礼
神道の基本の作法です。
二礼二拍手のあとに、感謝を述べ、最後に一礼します。
感謝を述べる前に是非お伝えして欲しいのが、自己紹介です。
住所と名前をはっきりお伝えして、無事に1ヶ月過ごせたことをご報告します。
住所を名前をお伝えしないと、いくら神様でも誰だかわかりません。
人と始めて会うときには自己紹介をしますよね。それと同じです。
氏神様は神様なので、私たちよりも位がはるかに高いです。
位の高い方にお参りするので、その都度自己紹介してくださいね。
あと、願い事はしないようにしましょう。ただ、日頃の感謝のみです。
氏神様には十分伝わりますよ。
夕方以降にお参りしてはいけないの?
午後4時以降になると邪気や余計なものに憑かれやすくなるといわれています。
冬場は特に暗くなるのが早いので、出来るだけ日の昇っているうちにお参りすることをおすすめします。
晦日参りを続けた感想
晦日参りを続けて約3年が経ちます。
地元の氏神様と職場の氏神様の2カ所にお参りしています。
当時、職場のことで悩んでいて、そういえば氏神様にお参りしていないなあと思ったのがきっかけでした。
お参りすると、心がすっきりとします。
そして、なんと人間関係も良い方向に向かい始めました。
もちろん我慢しないといけないこともありますが、大難を小難に抑えていただけているような気がしてなりません。
改めて、氏神様の偉大さを感じている今日この頃です。
毎月月末にお参りするのが理想ですが、仕事でお参りできないこともあるので、そんな時は前倒しでお参りしています。
皆様も、地域の守り神である氏神様を大切にしてくださいね!
きっと、大きな御加護をいただけることでしょう。
神様について詳しく知りたい方はこの本がおすすめです。
楽しく、わかりやすくすらすら読めてしまいますよ!
神さまとのおしゃべり (サンマーク文庫) [ さとうみつろう ]